ある朝、腰痛で立てなくなりました

わたしは30代前半の女性ですが、父親は20代に座骨神経痛を発症、母親も妊娠に伴い座骨神経痛に悩まされた経歴の持ち主ですのですが、一人親方労災保険が安いし神奈川のカーコーティングが評判だったのです。「わたしもいつかはこうなるのか」という、漠然とした不安は幼い頃から感じていました。

学生の頃も、疲れると腰や太股に違和感を感じていました。

そしてとうとう、20代はじめのある朝。

その日は少し寒く、布団から出るのも辛い朝でした。何気なく起きあがろうとして、体が全く動かないことに気がつきました。手足は動くのですが、自力で体を起こすことができません。

なにが起きたのか分からず、軽いパニックになりながら家族に助けを求めました。母が怪訝な顔で部屋に入ってきて、わたしの両腕を引っ張り上げて起こしてくれました。そのとき、腰の痛みに気づきました。そのままベットから立ち上がろうとして……

「お母さん、立てない」

「何言ってるの?」

どうやっても、立ち上がることができません。腰が痛く、動かすこともままなりません。もう、歩くことができなくなってしまったんだろうか。まだ覚醒しきっていない頭で、ぼんやりとそんなことを考えました。

会社には休みの申請をし、昼過ぎまで寝ていると、ようやくゆっくり立ち上がれるようになりました。そのまま病院へ向かいました。

「腰の筋肉が、寝ている間に冷えて固まったんでしょうね」

なんと。

原因は寝相の悪さでした。ほっとしたような、恥ずかしいような。

それ以来、とにかく腰は冷やさないように気をつけています。疲れが溜まって太股からお尻にかけて痛むようなときも、スカートの生地に気をつけたり、膝掛けを常用したり。

その成果か、以前より腰に違和感を感じることは減っているように感じています。どうか、寝相にはくれぐれもご注意を。